2020/06/10
当時40代 男性 職業：現場作業 
なぜ痛めたか？：
子供と遊んでいて抱き上げた際、腰部に激痛が走り負傷。
来院：
翌日になっても痛みが引かず、起き上がるのもやっとで仕事も休まざるを得ず、歩行もよたよた痛みに耐えながら。
初所見：
動作のたびに腰部に響く痛み、特に体を前に傾ける動作で激しく痛みがあり。腰部に若干の赤く熱を持った感じがあり。しびれなし、触っている感じに異常もなく、神経の症状もなし、各種検査異常もなし。
初回施術：
うつ伏せ、仰向けの状態にはなりにくそうだったので、横を向いて寝てもらう形で施術。横向きで寝てもらった方が施術後も起きやすいであろうと判断したため。
痛めた日に入浴して、患部を温めたらしく炎症症状がひどくなり、痛みが強く、若干の赤く熱を持った感じがあると考え、アイシング、凍傷を気をつけながら、感覚が鈍くなるまで約20分。
電気治療では痛めている筋肉を動かしてしまい、血行が良くなり炎症症状がひどくなると考え、筋肉の動きを伴わない電気治療を20分。
最後に消炎鎮痛剤を塗りながら筋肉をほぐすように手技を行いました。
さらに、消炎鎮痛効果のある湿布を貼りました。
初回結果：
来院時痛みの強さが10だとすると6〜7ぐらいに改善。起き上がりもスムーズになり、歩行も安定感が増した。
生活指導.：
痛みが強い間は入浴はできるだけ、シャワー推奨、温まると炎症症状がひどくなる恐れがあるため。激しい動きをせずに安静、休めるのであれば仕事も休んだ方がよい。湿布の2.3時間しか効果が持たないので、その都度交換したほうが良い。湿布によるかぶれには気を付けて、かゆみ等があればすぐはがして、最低30分以上あける方がよい。
翌日2回目来院：
念のため仕事を休んで来院。痛みは変化なし、初回同様の施術を行う。
結果：
痛みの強さ5〜4に改善。起き上がりもスムーズになり、歩行も安定感が増し、スピードも速くなった。
翌日、痛みの強さが3〜2だったので、症状を診ながら、症状にあった施術を週3ペースの来院約1カ月が続き、痛みもなくなり、現在筋肉の硬さに原因があったこともあり、筋肉の柔軟性を改善させるなど、身体のケアのため、2週に1度来院となっています。