骨折について

いつもご覧いただきありがとうございます!

院長のながしまです。

今回は『骨折』

について簡単に説明していきたいと思います!!(たぶん何週かに分けると思いますが)

今までこのブログを書いていましたが、骨折そのものが何であるか?と言う事を書いていない事に気付いたので、今更ながら書いていきます!!

まず、皆さまは骨折と言われてどのような事をイメージしますか?

痛そう!!、ギプス、松葉杖・・・など

何となく骨折と言われると

『骨折ねぇ~』
と考えますが、

『何?』
と聞かれると、漠然と

『骨が折れているんでしょ?』
と言う答えになります。

まぁ、正解なのですが、今回はちょっと深い部分まで書いてみますので、少しばかりお付き合い下さい!!


一応、骨折には『定義』なるものが存在します。

骨折は骨組織の連続性が完全あるいは部分的に離断された状態を言う

なんぞかと言いますと要は骨がポキンと全部折れて離れ離れになっているか、全部は離れていないがポキンとなっている・・・こんな感じです。


そして、教科書上では色々な角度で骨折を分類していきます。

・骨損傷に加わる力
急性 : 突発的な原因(例えば転んだ、ぶつけた、落ちた、車にひかれたなど)
亜急性 : 継続的・反復的な力が原因(例えば毎日同じ動作で、同じ部分にストレスがかかる・疲労骨折のようなもの)

急性、亜急性と言う言葉に関しては骨折だけではなく、色々な障害で関わってきます。


・骨の性状による分類
外傷性骨折 : 正常な骨に外力が加わって起こった骨折
疲労性骨折 : 継続した外力が加わって起こった骨折
病的骨折  : 病気よって骨が弱くなり、普段なら起こらないような力で骨折

このように骨折が起こる経緯も人それぞれなのです!!

・骨損傷の程度による分類
完全骨折 : 完全に折れてる
不全骨折 : 俗に言う『ヒビ』

上記にも書いた『定義』がこの事です。

要は全部折れているのか、ヒビが入っただけなのかの違いです。
ただ、この不全骨折はヒビの入り方と言うか折れ方と言うかで様々な骨折型に分かれます・・・

次回は不全骨折の骨折型+αで書いていきたいと思います!!

以上!!今回はここまで!!

南江堂 柔道整復学―理論編(改定第3版)より一部抜粋

新型コロナウイルス感染症に対する予防対策を当院では引き続き、行い患者様をお待ちいたしております。

  1. 手洗い、消毒の実施
  2. アルコール消毒液スプレーを設置
  3. 常時マスク着用
  4. 特に、美顔鍼等の際フェイスシールドの着用
  5. 常時換気システムはありますが、最低1時間に1度の窓開け換気
  6. 時間に余裕を持った予約優先制
  7. ワクチン接種済み