2020/10/21
いつもご覧いただきありがとうございます!
院長のながしまです。
では、今回はちょっと毛色が違うかもしれませんが『アドレナリン』簡単に解説していきます。
アドレナリンと言う言葉を聞くことも沢山ありますが、
ではいったい何ぞ?となりますと・・・ですね。
何か、アドレナリンが出ると『パワーアップ!!』って感じが一番ですかね?
『エピネフリン』と言った方がわかる方もいらっしゃるかもしれません。
(英名:アドレナリン 米名:エピネフリン 今回はアドレナリンで書きます!!)
アドレナリンは副腎髄質と言う部分から出るホルモンの事です。
神経伝達物質の役割も担っています。
では、アドレナリンはどのような時に放出されるのでしょうか?
一番身近に感じるのは(実際出ているのを感じるという訳ではないですよ)
運動している時や空腹時
だと思います。
その他では
恐怖や不安を感じた時
緊張や興奮状態の時
怒ったり悲しんでいる時
このような時に放出されます。
色々な意味で、ストレスが掛かった時に生成されるという事ですね。
では、放出されるとどうなるん?何かいいことあるん?という話ですが、運動器官への血液供給増大を引き起こす反応を起こします。
あとは
・心臓筋の収縮力を上げる
・血管の拡張(心臓・肝臓・骨格筋)
・皮膚や粘膜の血管は収縮
・消化管運動低下
・呼吸におけるガス交換効率の上昇を引き起こす反応
・気管支平滑筋弛緩
・感覚器官の感度を上げる反応
・瞳孔散大
・勃起不全
・痛覚の麻痺
格闘技などで、アドレナリンがバンバン分泌された状態だと、痛みなど感じなくなるそうです。
上記のような状態は、交感神経が興奮した状態で『闘争か逃走か (fight-or-flight)』のホルモンと呼ばれているそうです。
動物が敵から身を守ろうとしたり、逆に獲物を捕食しようとする状態でストレス応答を、全身の器官に引き起こす作用があるそうです。
アドレナリンは良くも悪くも自分の力を引き出すためのトリガーです!!
時には、自分の限界を超えたパフォーマンスが出すことがあります。
しかし、それは普段の自分ではないので、当たり前ですが無理もあります。
上記にも書きましたが痛覚の麻痺などは、ケガをしている状況でも活動が出来てしまう可能性があるという事です。
それが、その選手にっとて本当に良いことか?と言ったことを、しっかり考えて行動しなければいけませんね。
アドレナリン全開!!はメリットもデメリットもあるという事を忘れないようにしましょう!!