ハイドロリリースについて

いつもご覧いただきありがとうございます!

院長のながしまです。

この前まで筋膜リリースについて解説しておりましたが、今回は『ハイドロリリースについて簡単に解説していきたいと思います。



ハイドロリリースは筋膜リリース注射とも呼ばれており、以前お伝えした筋膜リリース(筋膜リリースって何?)を注射で行う方法です。

ではどのように行うのか?と言いますと
①エコー(超音波画像診断装置)を患部に当て、患部を可視化した状態にする。
②患部に生理食塩水(局所麻酔薬も入れる)を注射で注入し、くっついた筋膜を剥がす。

これをハイドロリリースと言います。
*注射を使用するので医師が行うテクニックです!!

簡単に言いますと

①○部分で筋膜同士がくっついていると仮定します。

②エコーで見ながら患部へ注射を刺します。

③生理食塩水を注入してくっついている筋膜をリリースします。


こんな感じです。

生理食塩水を入れるので副作用などもないとのことです。

デメリットとしては
①局所麻酔薬による副作用
②刺した注射による感染
③差し過ぎて筋肉、血管、神経の損傷
④気胸
⑤費用

などがあげられるそうです。
もちろん可能性の話なので、受診されたい方は担当医師としっかりと話をして下さい!!

効果が高いと言われているのが五十肩、肩こり、腰痛を対象に多く行われるそうです。(それ以外でも沢山あるので必ず調べて下さい!!)

これまでも含めて筋膜リリースについて書いてきましたが、一番重要な事を書き忘れておりました・・・(今さらですが)

筋膜リリースはリハビリと一緒に行うことによって効果が爆上がりします。

単純に筋膜をリリースしても、その筋肉を動かしたりすることによって動きの滑らかさが出たり、筋肉全体に血流が行くようになる為です。

もちろん正しく体を使う!!と言うことも大事です!!

以上がハイドロリリースを含めた筋膜リリースの説明となります!!


自己判断せずにお近くの医療機関を必ず受診してください!!

以上!! 今回はここまで!!