『筋膜リリース』について

いつもご覧いただきありがとうございます!

院長のながしまです。

前回は筋膜について書きましたが、今回は『筋膜リリースについて簡単に解説していきたいと思います。


筋膜リリースとは手技の名前なのですが、そのようなことを何故行うのか?と言う話から入ります。

前回の解説で
筋膜に異常がみられると筋膜の動きが悪くなります(通常はサラサラした感じなのがドロドロした粘度の高い感じになる)
結果的に筋膜を通っている血管や神経などが圧迫されて循環障害などが起こってしまいます。
と解説しました。

この時、筋膜同士が癒着を起こしたり、萎縮をを起こしたりと異常をきたしております。

その異常を解消するために行うのが筋膜リリースです!!(解消するためのツールの一つです)

筋膜リリースには色々な方法があるようで、
①手技
②ストレッチ
③マッサージガン
④注射

などがあるそうです。

筋膜の異常により筋肉が正しく動けなかったり、伸びることができない部分には大きな負荷がかかります。
その回復を促す役目として筋膜リリースが行われます。

余談ですが、筋膜リリースは元をたどるとオステオパシーと言うテクニックを生み出した方のお弟子さんが考案したとかなんとか・・・。
色々皆さん考えるのですね!!


上記の中で自分で出来るものとしたら②のストレッチとなります。
これらはググってみるといろいろと出てきますね。


筋を一方向へ伸ばすのではなく、付近の色々な筋肉を伸ばすことによって目的部分を多方向から引っ張ることによって、筋膜も様々な方向へ引っ張られてリリースされる仕組みみたいです。

効果としては筋肉の動きか良くなるので、筋肉の硬さや動きが改善され、張り感や痛みなどの改善に効果があると言われております。

種類にもよりますが、セルフケアとして行うことが出来るのは良いですね。

注意事項としては感染症、悪性腫瘍、切り傷のある場所、手術後の手術部などは行ってはいけないとのことです。 

次回は今回紹介した筋膜リリースの一種である注射(ハイドロリリース)についてさわりだけになりますが解説したいと思います!!


以上!! 今回はここまで!!