2024/04/17
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院長のながしまです。
今回は『平滑筋(へいかつきん)』について簡単に解説させて頂きたいと思います。
【平滑筋】
内臓筋とも言われ、自律神経の支配を受ける不随意筋です。
*不随意筋:自分の意思を必要としないで動く筋肉
筋細胞(線維)は直径5㎛くらいで、長さは20~200㎛と少し細長い細胞です。
計上は紡錘形の細胞です。
核の数は1つで見た目も横紋を呈さないです。
紡錘形ってより枝豆みたいですが・・・スミマセン。
上記のように内臓の筋肉で消化管、尿管、膀胱、子宮、血管壁を構成しています。
代表的には消化管では平滑筋が弛緩と収縮を自動で行い蠕動運動を行ったりしております!!
また血管壁(3層になっていおり、そのうちの中膜に平滑筋がある)では血管を収縮や弛緩を行います。
ただ、血管の弛緩は内皮細胞により一酸化炭素(血管拡張物質)が放出され、それに平滑筋が反応し弛緩し血管が拡張すると言われていおりますが、収縮のメカニズムはハッキリとはしておりません。
横紋筋の時に解説しましたが、横紋筋には太い部分と細い部分があり(筋節(サルコメアという))それが連携して筋肉が動くのですが、平滑筋は筋節は確認されておりますが横紋筋のように規則正しく並んでおりません。
そのため細胞内でどういったことが起こっているのか?と言うことがハッキリとしていないということです。
また、平滑筋は骨格筋とはことなり、意識的に動かすことができないので、筋肉自体を鍛えることはできません。
今回は実はハッキリとしたことがわかっていない平滑筋の解説でした!!
次回は上記で登場した蠕動運動について簡単に解説したいと思います!
以上!! 今回はここまで!!