2024/04/03
今
いつもご覧いただきありがとうございます!
院長のながしまです。
今回は前回の『横紋筋(おうもんきん)』についての解説の続きを行いたいと思います。
回は前回の横紋筋についての解説の続きを行いたいと思います。
【骨格筋】
骨格筋は姿勢を保持したり、体(関節運動)を動かしたりする筋肉です。
一般的に皆さんが『筋肉』と呼んでいるものと認識してもらって良いです。
*実際は違います
骨格筋の骨格筋線維(細胞)は直径約10~100㎛、長さは最大で10㎝を超えることもある円柱状を呈しております。
線維は筋原線維が規則正しく並んでおり、この見た目が横紋状に見えます(前回説明済み)
線維の周りには核が複数並んでおります(多核細胞)
また、必ず運動神経線維と接合しているので、自分の意思をもって動かすことが出来ます。
これを随意筋(ずいいきん)を呼びます。*随意筋と不随意筋って何?参照
この運動神経線維と接合している部分は神経筋接合(運動終板)と呼ばれております。
骨格筋はこの運動神経が働く時、アセチルコリンが分泌され、それを筋細胞の受容体が受け取り、筋収縮が起こります!!
【心筋】
心臓の壁を作る筋肉を言います。
心筋細胞(心筋線維)は骨格筋とは違い核は1つとなります。
心筋も横紋を示し、横紋筋に分類されます。
しかし、細胞質は分岐しており、隣の細胞と結合をして網状に繋がっています。
そして心筋には特殊心筋と呼ばれる細胞があり、心臓内の興奮伝達を行っており、このことにより刺激伝導系に属します。
神経支配は自律神経の支配を受けており、不随意運動(ふずいいきん:意識しないで動く)を行う不随意筋とされます。
以上が横紋筋である骨格筋と心筋の解説となります。
めちゃくちゃわかりにくい解説ですが、これでもかなり端折ってわかりやすくしたのですが・・・。
単に筋肉!!って言っても、全部同じ構造ではないってことですね!!
次回は平滑筋について解説していきたいと思います!!
以上!! 今回はここまで!!