2024/03/20
いつもご覧いただきありがとうございます!
院長のながしまです。
今回は『横紋筋(おうもんきん)』について簡単に解説させて頂きたいと思います。
これまでも少し解説はしてきましたが、今回はそれよりは詳しく書いていきます。
筋肉には横紋筋と平滑筋(次回以降解説)があります。
横紋筋は筋組織のひとつで筋線維(筋細胞)の集合体です。
横紋筋は骨格筋と心筋にわかれます。
筋線維は筋原線維の束からなっており、筋原線維は細いアクチン(フィラメント)と太いミオシン(フィラメント)と呼ばれるタンパクで出来ており、この2つの線維が規則正しく配列しております。
赤:筋線維(筋細胞)
青:筋原線維
*絵が下手なので不均等になっておりますが、実際は均等です
この筋原線維を分解すると、先ほどのアクチンとミオシンが配列されております。
赤:アクチン
濃赤:ミオシン
青:Z帯
こんな感じに配列しており、これが沢山繋がっております。
*1つで1本を作っている訳ではないということです!!
そしてこの重なりを部分的に分けると
緑色 : A帯
水色 : I帯
黄色 : H帯
となり、これが表面的に見るとI帯は明るく見え、A帯は暗く見えます。
その見た目が横紋状に見えるので横紋筋と呼ばれているのです!!
緑色:暗く見えるA帯
水色:明るく見えるI帯
そしてこの部分でアクチンが中央方向へ移動することによって筋収縮が起こるという訳です!!
今回は下手な絵ばかりが並んでおり、何だかわかりにくいものになってしまいました・・・。
次回は横紋筋の骨格筋と心筋(余裕があれば)の解説をしたいと思います!!
以上!! 今回はここまで!!