2023/12/06
いつもご覧いただきありがとうございます!
院長のながしまです。
今回は『オーバーユース症候群』について簡単に説明していきたいと思います!!
今回も今までも色々お話をさせて頂いたまとめみたいになってしましますがご了承下さい。
オーバーユース症候群は使いすぎ症候群とも呼ばれています。
動作によって体の一部に長期間負荷がかかり、筋肉、腱、靭帯、骨、軟骨などに起こる障害の総称を言います。
過度な運動や間違った練習法や間違った装備を使うことなどが主な原因となります。(後述)
代表的な障害として
・野球肘や野球肩
・テニス肘
・疲労骨折
・腰痛症
・オスグッド
・ジャンパー膝
・シンスプリント
・アキレス腱の障害
などがあります。
このブログでも今まで沢山紹介させて頂きました。
*沢山あるのでブログ内にある検索フォームでオーバーユースと検索してみて下さい!!
原因を大きくまとめると
・内的要因
・外的要因
となります。
①内的要因
・先天的や後天的な骨格など(O脚やX脚、猫背など)
・不良フォームでの反復練習
・筋力や柔軟性(筋肉の質や左右差など)
・既往歴(以前ケガした)
②外的要因
・練習の行い方練習量や強度
・環境不良(床が滑るやグランドがボコボコしてるなど)
・靴や服や道具(サイズがあっていないなど)
【重症度を知ろう!!】
調子が悪くなった時点で治療をするのが一番なのですが、以下の5項目で自分の重症度を知りましょう!!
軽症 ①練習後に痛みが出る
⇓
②練習中に痛みが出るがプレーに支障がない
⇓
③練習中に痛みが出てプレーにも支障がある
⇓
④日常生活に支障がある
⇓
重症 ⑤安静時でも痛みがある
①の時点では本人もあまり深刻に思わないかもしれませんが、やはり①の時点での安静加療をお勧めいたします。
一番怖いのは痛みを庇うことによってフォームがおかしくなったり、自分のパフォーマンスが落ちることです。
練習量などは頑張らなくても減らしたり、質を変えたりすることが可能です。
しかし、フォームに関してはそうはいきません。
悪いフォームで痛みが出たのであれば、それを庇えば尚更悪いフォームへ変わってしまう可能背があります。
なので、やはり早い段階での治療が肝心となります。
【治療・リハビリ】
各障害に準じて行うようにして下さい。
・安静
・内的、外的要因の改善
・セルフケア(アイシングやストレッチなど)
・ボディチェック
・食事療法
・投薬など
オーバーユース症候群は色々な障害の総称ですが、その中心にあるのはやはり『使いすぎ』ということです!!
最後に皆さんに質問です。
皆さんは自分の限界をご存知ですか?
皆さんは選手の限界をご存知ですか?
次回はこのことについて少し触れさせて頂きたいと思います!!
以上!! 今回はここまで!!