2023/10/18
いつもご覧いただきありがとうございます!
院長のながしまです。
では、今回は前回の『肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)』について
の続きを解説します!!
今回も慢性期~回復期について解説します!!
【簡単ストレッチ】
このストレッチは会社のデスクでも簡単に出来るストレッチを紹介します!!
①肩の痛い側の肘をデスクにつきます。
②手首のあたりを反対の手で掴み手を固定するようにします。
*この時、なるべく腕の軸(赤)と体の軸(青)が平行になるようにします。
③腕を動かさないように体を手の平方向へ(矢印方向)移動し3~5秒ほど停止します。
*心地いい程度まで動かす。
④反対側(手の甲側)へ体を移動させ3~5秒ほど停止します。
*緑のように体の軸を倒しての移動はNGです!!
ここまでを1セットとして10~20回ほどやってみましょう(最初は短く少なくで結構です)
慣れてきたら秒数と回数を少しずつ増やしてやってみましょう!!
【体幹ストレッチ】
前面の筋肉(胸やお腹の筋肉)や後面の筋肉(背筋など)は肩の可動域に凄く関係してきます。
①仰向けに寝転びます。
②両腕を開き、膝を立てた状態を作ります。
*腕は開けるだけ開き、挙げれるだけ上げれば良いです。
*膝と膝が開かないようにくっつけましょう。
③両膝を矢印歩行へ倒します。
*この時肩を浮いたり(赤○)頭を動かしたりしないように気を付けましょう。
*理想は膝が床につくまで捻じりますが、出来ない場合は止まるところまででOKです。
④膝を反対側へ持って行きます。
*③④を繰り返します。(片側に捻じったら、キープせずに反対側へ捻じります)
*上手く出来ない場合は片側でストレッチのようにキープしても良いです。
*10~20回(③④をワンセット)行う。
【全体をとおしての注意点】
何回かにわたってストレッチなどを書いてきましたが、全体を通しての注意点をいくつかあげておきますので、気を付けて行うようにして下さい!!
・じっとしていても痛い時は行わない。
・痛いのを我慢して無理矢理行わない。
・終わった後に痛みが出る場合は次回は回数など気を付ける。
・お風呂上りなど体が緩んでいる状態の時になるべく行う。
・朝など行う場合は軽く行う。
・自己判断で行わないようにする。
今回で4週にわたって解説してきました肩関節周囲炎って何?は終わりとなります!!
リハビリの運動(ストレッチなど)はまだまだ沢山あるのですが、自宅で簡単に出来るものの一部をあげさせてもらいました。
本当は症状に見合ったものをチョイスして行うのですが、今回はこのような紹介とさせて頂きました!!
以上!! 今回はここまで!!
*自己判断で行わず、必ず医療機関を受診したのち許可を得て行うようにして下さい!!